❔カラーリングは体に無害なのでしょうか?
A 無害ではありません
先日こんな質問を受けました
「カラーのお薬って体に影響ないんですか?」
そこで
「そうですねー、何も影響がない事はないですね」
とお答えしたところ
「えっ!?大丈夫じゃないんですか?!」
とのこと
よくよく見渡してみれば
『根拠はないけど、美容室でやってるから大丈夫』
という方、意外に多いのでは?
ちょっと冷静に考えてみましょう
『カラー剤、人体に完全無害でしょうか?』
答えはNoです
『完全無害のカラー剤は存在しません』
その程度は薬剤によって差がありますが、基本的にはそういう感じです。
女性の場合、一生のうち200から300回カラーをすると言われています
その回数分、カラーによる負担を与え続けると、そりゃ異変の1つや2つぐらいでてきそうなもんです
なので、基本的に私はアンチカラー派です
カラーやらないで良いならやらないで欲しいです
とは言ってもそうもいかず
ヘアデザインをするうえでのカラーの役割は本当に大きくなってるのも事実
実は、そういう方たちの為にある技法があります
そのやり方なら
1 薬が頭皮につかない
2 ダメージが少ない
3 伸びた時に目立ちづらい
という
なんとも魅力的なワードがちらり
その方法とは
ウィービングカラーをやる
なんのこっちゃ
といったところですかね
ウィービングってのはカラーの塗り方の一つで、髪を筋状にとり、そこだけ染めていくやりかた
こんな感じに
こう
ですね
このやり方なら、先に挙げたような良いポイントがたくさんあります
特に
『頭皮に薬がつかない』
というのはとても魅力的
ただその時に頭皮がしみないというとこだけでなく
『毛穴から薬が体内に入るのを防げる』
私的にはこれが一番やっかいで
冗談ではなく
『毛穴からカラー剤は体内に入ってます』
そして更に
『皮膚吸収された異物は体内に90%残る』と言われてます
市販のカラー剤に、「妊娠中は使わないで下さい」と書いてあるのはなぜでしょう?
『母体を通じて胎児に悪影響を与える可能性があるからです』
頭皮にカラーをつけて300回するとどうなるか?
必ず異変をもたらす!
と、断言はできませんが
あくまで確率論ですが
そういう危険性は少しでも減らしておいたほうが良い
と、私は考えます。
更に
染めてしばらく経ち、また根元が伸びてきたとき
普通の塗り方だと、伸びて来た時に黒い部分との境目がわかりやすいですが
この技法は境目がぼけるように、且つグラデーションに染まるので
『伸びてきたときに、根元の暗さが目立ちにくくなります』
プリンが目立つのは誰しもが嫌がるところ
そこを少しでも緩和できれば、、、
そんな想いが込もってます
といったところでしょうか
書き出せばもっともっとあるのですが
多すぎてまとまらないと思うのでこれぐらいに
10年後20年後もヘアスタイルを楽しみたい方は
今、何をするかで決まります
是非ご英断を!!
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入江誠
1987.6/5生まれ O型
美容室 ever スタイリスト
都内有名美容室でキャリアを積み、表参道の美容室everの立ち上げに参加、10年の経験で得た知識を元に、お客様からの髪や頭皮に関する様々な悩みを解決してきました。
髪や頭皮に関する悩みは人それぞれ、情報が溢れている今だからこそ1人1人としっかり向き合ってアドバイスをしていきます。
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